「コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことである」(『ICF国際コーチ連盟』による定義)

コーチはクリエイティブな質問、深い傾聴、フィードバックなどの意図を持ったコミュニケーションを通して、クライアントが自らの目的、ゴール(*)、ありたい姿に向かって行動実践していくためのパートナーです。

*業務上の短期ゴールだけではなく、だけではなく、クライアント個々人の人生観・価値観が、組織ビジョン・理念に共鳴する部分に焦点をあて、組織内で最大限に本領発揮できることを目指します。

また、組織のリーダーであれば、クライアント体験を通して自己を深く見つめることでぶれない自分の「軸」ができ、他者とのコミュニケーションの力も向上します。多様化する社会において、人と人との意思疎通の速さと正確さ、またそれらをとりまとめていく力は、ビジネスにおいて血液のような大切なスキルです。たとえ意思疎通がスムーズに行われているとしても、人間の頭でわかっていることと行動との間に横たわる深い溝。この溝を自分自身および他者とのコミュニケーションで埋めていく挑戦もコーチングの大切な要素です。